探偵の調査では何が起きるのか
調査は、隠しカメラや盗聴のような話ではありません。実際に行われているのは、外から見える行動をひたすら記録することです。
尾行と張り込みが中心
調査の大半は、対象者を追って写真を撮ることです。自宅や職場の前で出てくるのを待ち、移動先まで付いていき、建物に入る時刻と出る時刻を記録します。
写真には日時が入り、どこで誰と何時間いたかが時系列の報告書になります。報告書の形になっているのは、後で証拠として提出することを想定しているためです。
調査が入りやすいタイミング
調査には費用がかかるので、当てもなく始めることはありません。疑いが既にあって、日時の見当がついている状態で入ります。
つまり、調査が始まっている時点で、何かは掴まれています。曜日や帰宅時刻に規則性があると、そこに合わせて張り込まれます。
調査でも取れないもの
外からの尾行で分かるのは、外から見える範囲だけです。端末の中身や通信の内容は、正規の手続きなしには取れません。取れば、それを行った側が違法行為になります。
報告書はあくまで外形の記録です。だからこそ、複数回・複数経路で積み上げる形になります。
気づけることは少ない
尾行に気づけたという話はあまり現実的ではありません。距離を取り、人を交代させ、気づかせないこと自体が業務の中身だからです。
気づく手がかりがあるとすれば、調査そのものではなく、配偶者側の変化のほうです。詰め方が具体的になった、日時を指定して聞いてきた。そういう時点では、既に記録がある可能性があります。